駆け出しフリーランスの@blog_xyzです。
2017年〜18年前半は本格的に専業アフィリエイターを目指してまして、必死に記事を書いたりリスティング回したりしてました。
それがなぜ「元」アフィリエイターと名乗るようになったのか。
結論はタイトルにも書いてますが、深堀りしていきます。
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アフィリエイターとしての実績としてはこちらなど参考に。
アフィリエイト収入が月30万円突破したので、振り返りを2000文字程度でまとめるよ
▼このページの内容
アフィリエイターを辞めた理由
結論からいうと、記事が容易にパクれるからです。
実際に私がリスティングで回していたサイトがあり、月に10万円程度の利益を上げていたものが完コピされました。
当然、利益は落ちています。
「これほどまでに綺麗にパクるんだ」と、当時は逆に関心してしまいました。
アフィリエイト記事はパクりやすい
アフィリエイト記事というのは容易に真似しやすいだけでなく、企業の参入などでライバル増加も加速し、魔窟化しています。
あまり大声では言えませんが、リスティングに関してはKWを抜くツールなども存在しており、他のアフィリエイターが出稿しているKWは丸見えにできます。
パクられる自分に問題があるのでは?というツッコミに対して
「パクられるような記事しか書けない自分の実力の問題」という側面もありますが、アフィリエイトはある程度の型が決まっているので、どうしても記事の構成など似通ったものになりがちです。
そうした状況の中で、「これが本当に自分がやるべきことなのか」という葛藤も生まれました。
組織ぐるみでやってくる
そして、パクり行為をやってくるのは個人だけでなく、自分の場合には法人でした。
代表名書いて堂々とパクられるし、文章はリライトしてしまえばオリジナルを名乗れます。
このように、アフィリエイト記事というのはパクりやすく、著作権などの権利も主張しづらいです。
競争だから仕方ない
しかし、これが全て悪いことだとは思いません。
資本主義とは競争ですし、お金を追い求める権化のようなアフィリエイターには「負けん気」や「闘争心」が求められるでしょう。
そこで、儲かっている領域に被せてくるやり方はとても合理的に思えます。
確かに合理的なやり方はある意味真実であり、理論では納得できましたが、「不毛な競争をしたくない」と思ったので自分は降りました。
蛇足ですが、アフィリエイトは今後ますます競争過多になってくると予想しています。

アフィリエイターに出せない価値は何か?
主体性がないアフィリエイト記事はパクられやすいので、今後は差別化してライティングするようにしています。
自分のポジションを打ち出すこと
「自分のポジションをはっきり決めて、その軸に沿ったエッジの効いた記事を書くこと」が有効です。
アフィリエイトサイトは第三者目線で語られることが多いので、ポジションを取った記事は苦手ですからね。
主観情報を書くこと
「自分はこう思った」という主体情報を書きます。
アフィリエイト記事は「こう感じたからこう」というような書き方が難しい記事構成もあるので、主体情報は真似しづらい要素の一つでしょう。
また自身の体験談から感じたことや考えたことを書くと、オリジナル性が出てきやすいですよ。
結論はブロガーみたいなもの
結局、パクられづらい価値としてはアフィリエイターよりブロガーに軍配が上がるのではないでしょうか。
ブロガーはポジションを打ち出していますし、主観情報も豊富です。
なので今後はマネタイズが上手なブロガーみたいなところを目指そうかなと考えています。
ブログで完結しない価値をつくる
「ブログ一つで完結しない流入経路を作ること」もパクりづらい状況が作り出せます。
- YouTube→ブログ
- twitter→ブログ
といったように、複数媒体を跨って集客できるのがブログの魅力でもありますし、逆にnoteなど他媒体に誘導することもできます。
ブログに執着心がなくなった
かつてはブログに執着していたところもあったのですが、いい意味で執着心がなくなりました。
執着心がなくなったことで、「ブログは一つの集客チャネルに過ぎない」といった目線も生まれました。
今はマーケターとして、ブログを使いこなしたいですね。
今後は価値を生み出す方向にシフトしていく
ブラックSEOが全て悪いとは言いませんが、日に日にGoogleは賢くなってきていますし、ライバルも多くなっています。
そんな状況で生き残っていくには結局のところ、「自分自身にしか生み出せない価値を発信し続けること」というシンプルな結論に至りました。
これからもアフィリエイトは続ける
とはいえ、元アフィリエイターだからといって完全にアフィリエイト活動を辞めたわけではないです。
ストック型の収入としてまだまだ優秀ですし、「自分の価値を生み出しやすいジャンルであくまで副業として続けていく」ことに決めています。
本業とはならないまでも、ベーシックインカム的に活用していくスタイルにしていこうと思っています。